こんばんは、管理人のtoshifumiです。
最近、「キラキラ介護」等と銘打って介護業界のイメージアップを図ったり、1部の介護職員が
自身の持つ理想を追い求めるあまりスタンドプレイを繰り返す様を「キラキラ介護士」と言われる
事があります。
その一方、介護現場にあるリソースに基づいて無理のない範囲でケアを行う介護職員達を「現実の
見える介護職員」としてみる傾向があります。

そこで今回は、そもそも介護職以前に社会人に必要なモノとは何か?について書いてみたいと
思います。


社会人のマナーやモラル


最近は社会人のマナーやモラルが崩壊しているのでは?という様なニュースをよく目にしますが、
そもそもマナーやモラルとはどういった意味を持つのでしょうか?

マナーとは、行儀や作法といった意味で用いられます。具体的には、社会の中で、人が気持ち良く
生活をする為の知恵とも言えます。
一方のモラルとは、倫理・道徳を指します。マナーよりも意味する部分は大きく、普遍的な価値観
を持っています。モラルには類似語でモラールという言葉がありますが、こちらは組織内での集団的
な意欲・士気の事を言いますので、別の言葉と言っても良いでしょう。

モラルとマナー、その違いはモラルが普遍的な「道徳心・倫理観」であり、マナーは「他者に対する
思いやり・礼儀」です。

一般的には、組織への帰属意識の低下によりモラルの低下が始まると言われています。

ビジネスマナーとは?


では、社会人としての最低限のマナーとは何を指すのでしょうか?それは、
  • TPOをわきまえた適切な身だしなみ
  • 挨拶をしっかりとする
  • 時間厳守
  • ホウ・レン・ソウの徹底
などが一般的に当てはまります。その他にも押さえておきたいものが名刺交換のマナーとなります。

上記のビジネスマナーを知らないと、思わぬ場面で恥を書いてしまう事になりかねません。
逆に、ビジネスマナーを身に付け、自然に振る舞える様になる事で円滑な人間関係を形成できる様に
なるでしょう。

介護業界を見てみると・・・


では、現在の介護業界を見てみましょう。以前から時々虐待に関するニュースがありましたが、
今年は特に悲惨なニュースが多く報道されています。
これを上記のモラル・マナーに当てはめてみると、介護業界では今、モラルハザードが起きている
もしくは起きる前段階にあると言っても良い状態です。

視点を小さくして事業所内での問題を見てみると、よく聞く事が事務所と介護現場の対立や、1部の
スタッフの暴走やベテランによる各種ハラスメントです。
これも細かく見ていくと、モラル・マナーの低下や欠如が問題の根底にあります。

「キラキラ介護」や「キラキラ介護士」「現実的な介護士」の対立や害悪として排除される問題は
そもそも介護業界や事業所に対する帰属意識の低下がある為、この状態を改善するのは時間がかかる
でしょう。
 

終わりに


今回は介護業界以前に、そもそも社会人に必要なモノは何か?について書いてみました。

社会人として必要不可欠なビジネスマナーや人として必要不可欠なモラルの概念から介護業界の
現状を考えてみましたが、こうして見てみると現状は考えているよりも深刻なのかも知れません。

介護の仕事はチームワークが重要です。しかし現実には現場が崩壊している事も少なくありません。
そうなるには、沢山の理由があったでしょうし、チームを組む為に必要なスキルがなかったかも
知れません。
「キラキラ介護士」を排除する傾向がありますが、どんな仕事にも理想は必要です。反面、現状を
正確に把握し、現時点で可能な事を探り出す為に「現実的な介護士」も必要です。

ビジネスマナーは人脈を形成する為に必要なものですし、モラルは組織への帰属意識のバロメーター
になります。

組織も人材も、潤滑油となるマナーやモラルを用いて歩み寄る事が必要になっている様に感じました。